クラウド型高速オンラインストレージ「XDRIVE」を導入しました
記事を書いた人:Webデザイナー 新謙二
最近仕事で利用していた外付けHDDがクラッシュし、データが書き込めなくなるという事がありました。
今回は幸いデータは読み込めたので、バックアップを取りフォーマットして再利用しています。容量が3TBと大きく作業に2日間程かかりましたが、今回は無事復旧できてホッとしたところです。
しかしディスクが完全にクラッシュしてしまった場合は、データが取り出せない場合が多々あります。前回壊れたディスクは復旧できず諦める事になりました。また、どうしても必要なデータの場合は業者に頼むことになりますが、復旧出来たとしても費用は高額で結局は諦めることがほとんどだと思います。
長年PCを使った仕事をしていると、数年に一度の頻度でこの様な事態に遭遇します。今まではその都度ディスクを買い替えて対応してきた訳ですが、今回は社内環境を見直し、XSERVERが提供しているクラウド型高速オンラインストレージ「XDRIVE」を導入する事にしました。
このXDRIVEですが、使ってみると高速でブラウザでの操作も分かりやすく快適です。ビジネスのプランなら、ひとり 9,072円(税8%込)/年で月で割ると756円とかなりリーズナブルです。考え方にもよりますが、大体2年に1度位はスタッフ誰かの外付ディスクが壊れるので、XDRIVEが2年で18000円位のコストと比較すると、外付けHDが壊れるリスク・データの保守・壊れた際の復旧作業の時間などを踏まえ、かなりお得ではないでしょうか。
またクラウドだという事や、共有設定・外部への公開設定もできるので、結果的にXDRIVEを導入する事でDropboxをやめる事ができました。これは本来の用途的にDropboxとXDRIVEは異なるのですが、弊社の場合はDropboxが社内の共有クラウドディスク化していましたので、XDRIVEで十分代用できたという感じです。
ということで、Dropboxは有償のPlusプランをスタッフ人数分使っていたのですが、全て無料プランにダウングレードしました。Dropboxは紹介などによって無料プランでもある程度ディスク容量を確保できるので、弊社の場合は数GBあればクライアント・外部とのデータのやりとりにも困ることは無く、結果的に固定費のコストダウンにつながりました。
色々と便利なサービスは多いので、つい始めてしまうと見直す機会を逃しがちですが、最近のサービスは固定費用がかかるクラウドサービスが多いため、始めてばかりいるといつの間にか固定費が膨らむという事になります。今回は必要なものを見極め、不要なものは見直す良い機会となり、導入して良かったです。
現在XDRIVEの他に古いサーバも見直し中です。特にサーバは最新のものに置き換える事で、同じコストでも高性能化する事がほとんどです。この様な固定サービスは、定期的に見直しながら良いものがあれば取り入れるという取り組みが大切だと思います。
弊社はWebサイト制作やデザイン制作が主な業務ですが、この様なPC周辺のご相談も対応可能ですので、何かにお困りの際はぜひお気軽にご相談ください。
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