タグ検索:SEO , CoreWebBitals , UX

数ヶ月前からSEOで「Web制作 名古屋」で上げてみようと思い色々やりまして、やはり少し時間は掛かりましたが、こちらの1つのエントリー(名古屋の制作会社として15年になります)で今朝(2024/6/9現在)で13位くらいまで上がってきました。10位以内には入れたいなと思いますが、「Web制作 名古屋」はボリュームのあるキーワードなので現状でも結構うれしいです。

「Web制作 名古屋」で検索順位を改善する為におこなった対策

何をやったかですけど、地味な作業ですが「Lighthouse」を使ったCore Web Bitalsの改善、サイト内の表記などの見直し、そしてブログエントリーを計画的に書く、Seach Consoleを見て細かく調整や改善、そして最後にサイト監査ツールを導入して各所チェックし、現状把握と見直しできるところを随時潰していった感じです。

「ホームページ」などの表記は「Webサイト」に統一し、表記の揺らぎを無くしています。この場合「ホームページ制作 名古屋」で検索順位が下がるのでは?と思う方もいるかもしれませんが、現在「ホームページ制作 名古屋」では28位くらいにいますので、同じ意味のキーワードであればGoogleがある程度判断して順位に反映している思われます。

ただ、Core Web Bitals は一度改善しましたが、このエントリーを書く前に、先日トップに動画を入れたので今の数値は下がりました。これが検索結果にどう出るかはまだこれからなので、こちらは注意してみていく予定です。
あと改善すれば数値は良くなりますが、これってどうなの?という部分はあえて対策していない箇所もあります。(Core Web Bitalsの結果は重視したいが、色々表現出来ないと面白くないので…)

サイト内でのキーワード表記の考え方

サイト内のキーワード表記に関しては基本的にはGoogleを信じて、不誠実はことはしていません。表記はしっかりと狙ったものにして、必要であればそのワードに添った内容をその都度書いています。
Googleは検索ユーザーの検索クエリ(問い)に対して検索結果から最適なページ(答え)を提供したいだけなので、問いを想定して答えのページを用意します。その問いが検索上位に上げたいキーワードであれば良いので、あとはその答えのパターンを増やしていけば良いと思います。

目的のキーワードに対してエントリーを書けば、自然にそのキーワードの周囲にあるサジェスト的な内容のキーワードも文章に含まれてきます。重要な内容に対してはきちんと見出しを設定して、その項目に対して詳しく書く配慮はしています。

文章が不自然になる様なことはしていません。
「検索ユーザーが好まないエントリーはGoogleも嫌うでしょう」という判断です。

サイト監査ツールの導入

サイト監査ツールは1ヶ月ほど前に導入しましたが、これがサイトの状態を知るには結構便利です。もし弊社のお客様が導入されたい場合は有料ですがご提案もできます。(監査ツールにはまだ数枠空きがあるので先着になります)
特に外部施策としてリンク貼ったりなど何かあるわけではないので、このツールは導入するだけでは効果はないのですが、指標になりますのでかなり役に立ちます。

導入される場合は弊社からのレポートだけになります。管理ページは提供できませんのでご了承ください。
ただ、直接ツールをご購入いただければ管理ページも提供されますので、本格的にご利用される場合は、高価になりますがツールをご購入された方が良いかもしれません。

※弊社が何のツールを導入しているかはここでは触れません。ご了承ください。

競合サイト調査の必要性

上記の監査ツールを導入すると競合サイトの調査なども可能です。
競合調査をすると上位サイトはかなりのページ量のコラムやブログを持っていることが多く、それはサイトをパッとみただけでは分からない場合が多いです。「なぜ上位サイトに勝てないのか」を紐解き、実際の競合サイトの規模を知ると「ああ…だから上位なのか」となることも多いです。

ただ競合サイト調査から競合サイトの流入ページや流入キーワードがわかりますので、そちらを参考にしてより充実したエントリーを作り、さらなる上位を目指すなどもできると思います。逆に競合サイト調査をしないと分からないことも多いと思います。

最後に

現状上位に上がっているのは、1つのブログエントリーですが、こういう上位に食い込むエントリーが複数作れる様になると、後々ドメインとしてこのキーワードに強くなりますので、内部リンクの貼り方でトップページを上位にすることもできると思います。

SEOは基本的に「ちゃんとサイト運営していれば気にしなくていい派」でしたが、狙って運営すれば効果が出ますので、今では「目的を持って計画的に運営すれば気にしなくていい派」になりました。日本規模で争う様な超ビッグワードだとそんな簡単ではないんでしょうけど、地域性を含むならキーワードでしたら、ある程度は上位に上げることも可能だと思います。

SEOには専門的なWebマーケティングやSEOの会社がありますので、Webに関わる会社も今は細分化されております。ただWeb制作会社にも出来ることは沢山ありますので、ぜひSEOにお困りの方は、まずはWebサイトを制作されている制作会社さんに相談されてみてはいかがでしょうか。


10年ほど前によく行われていた旧来のSEOの手法は、Web制作者にとって受け入れ難いものが多々あり、敬遠していた人も多いと思います。実際SEOは重要と認識しつつも、手法のブラックさに拒否していた方がほとんどではないでしょうか。

この様なSEOですが、長い年月をかけてGoogleがアップデートを重ねる度に改善され、現在はCore Web Bitalsなど、より Webサイトの健全性も重要視され、正しいWebサイトが求められる様になりました。

Googleのアップデートも年に数回行われており、方向性は示されてもその具体的な内容は非公開な場合もありますが、SEOのために悪質な(ブラック or グレー)な手法を狙った対策は、アップデートの度に改善されて通用しなくなりますので、小手先で上位を狙う業者も減ってきています。

SEOに今求められているものを探して見えてきたもの

実はここ数ヶ月、SEO案件に同時に複数携わらせていただいております。
実際の案件ですので詳細は書けませんが、その中で僕自身も最新のGoogleの状況を再認識した部分もありますので、少しだけブログに残すことにしました。

重要なのはWebサイトが健全であること

今 Google に評価を得たいのであれば、Webサイトは健全である必要があります。
「健全」には色々な意味があると思いますが、簡単にいくつか紹介すると…

・検索クエリに対して、オリジナルで正確な情報(回答)を届けられているか
・情報提供しているサイト(ドメイン)に信頼はあるか(専門性)
・サイト内のリンク構成は機能的に作られているか
・FCP、LCPなどパフォーマンスの影響で、ユーザーにストレスを与えていないか
・CLPの影響でユーザーが誤操作を招く様なことはないか
・あらゆる特性をもったユーザーを想定したサイトが構成できているか(ユーザー補助)
・安全性、セキュリティは保たれているか
・悪質な施策(隠し文字、隠し要素、重複コンテンツなど)はないか(意図せずの場合も含め)
・悪質な被リンクはないか
・サイトマップに異常はないか

などなど。
個々の具体的な対策内容は伏せさせていただきますが、ブラックなものを除くとどの項目も「ユーザーが求める正しい情報をストレスなく安全にお届けできるか」に配慮された内容が重要視されていることが分かります。

内部施策的なことを掘り下げていくと、結果的には「正しい情報を便利に使いやすく提供する良質なサイト」があれば、Googleは良いサイトとして、検索ユーザーに「調べている事柄に対して、この様なお勧めのWebページがありますよ」と、あなたのWebサイトのページをお勧めしてくれるわけです。

UX(ユーザー体験)に優れているサイトが上位に来る

これはもう一言で言うなら「UXに優れているサイトが上位に来る」時代なのだと思います。もちろんページの内容的に「検索クエリ」に対して、明確な答えがあるページでないといけませんが、それ以上で競うなら「UXに優れているサイトが上位に来る」ことを理解する必要があります。

といっても…全部できる?

実際の現場で考えた場合、全てに配慮することは難しいのではないでしょうか。
予算の都合もありますし、技術的な問題もあります。「ユーザー補助」的なことで例をあげれば、お客様のコーポレートロゴの色や形自体が配慮されていないケースもあります。ただ、この様な状況の中でどこまでを対策として捉え、配慮できるかが重要なのだと思います。

Googleさんが理解しやすい様に配慮する

ただ「UXに優れているサイトが上位に来る」といっても、SEO的にGoogleが理解しやすい方法で、という部分もあると思います。なので使いやすくするために、例えば初期ロード時は「情報が隠れている」コンテンツは、Googleにはプラスに働かないこともありそうです。対策としては初期状態は情報が見渡せ、ユーザーの操作により必要な情報が抽出できる操作性に変更して対応するなど、何かしらの配慮は必要なのかもしれません。

それでもこの様な時代になったという事は、冒頭にお話しした古いSEOの概念は全て捨て、より良いサイト作りを目指すことで、結果的にGoogleの結果が付いてくる時代なのだと思います。それは本来あるべき姿で、Googleを見て施策するのではなく、ユーザーを見てWebサイトを作れば良いのだと思います。

最後に…

弊社ではこの様なSEOへの取り組みも行っております。
お客様のWebサイトを調査し、キーワードの調査選定・サイト構成などのアドバイスだけではなく、実際にWebサイトの改修などの実務もおこない、期間をかけて強いサイトに調整をさせていただく事で、効果を出していくものになります。(原稿自体はお客様にご用意いただきます)

もちろん検索順位はGoogleが独自に決めておりますので、順位上昇の保証はできませんが、以前のSEOと違うのは、確実にWebサイトの健全性があがりユーザー体験がよくなることで、滞在時間やコンバージョンへの良い影響も期待できると言うことです。

こちらのSEO施策は非常に労力がかかりますので、長期のご契約が必要なこと、また実務も行うことから、弊社でa-blog cmsにてWebサイトを構築させていただいたお客様のみのご対応とさせていただいております。(a-blog cmsにはSEOに強い機能や、キーワードの実施なども行いやすいため、SEO対策を行う場合は必須とさせていただいております)

弊社ではWebサイトを長く有益にご利用いただける様に、様々な取り組みを行っております。
何かお困りごとがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。