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「Zoho Social」を利用して、オリジナルブランド「SlowStart」のSNSアカウントの運用を設定します。

ブランドとネットワークチャネルの設定

1つの管理単位を「ブランド」として、Facebook、Twitter、LinkedIn、Googleマイビジネス、InstagramのSNSアカウント(チャネル)と連携し、ブランドに追加します。
ブランドの名称やマーク、説明をつけて管理できます。
「SlowStart」ブランド情報のマークは、全てのSNSアカウントで利用しているブランドシールと同じものにしました。
ただ、どのチャネルも同じアイコンになるようで、これは、個々のSNSのアイコンを引っ張っているのかブランド情報のマークなのかは不明です。
アイコンの下の小さいSNSマークで区別できますが、FacebookとTwitterも青っぽいこともあり、一見同じものに見えてしまい、ちょっと迷います。
SNSアカウントのアイコンを変えて見たら判明するかもしれません。今度試してみます。


ブランド情報画面

ブランド情報

ソーシャルチャネル画面

ソーシャルチャネル


データ投稿


新規データ投稿画面

新規データ投稿

データ投稿中の画面

データ投稿中の

データの投稿は、多くのSNS投稿画面と共通しているインターフェイスで分かりやすいです。
投稿は全チャネル一括配信も、個々のチャネルにだけ配信することもできます。
チャネルのアイコンをクリックするとON/OFF(グレーアウト)で切り替わります。

文章を書き(絵文字も可能)、画像を添付する操作ができます。
書いた文章をすぐに投稿することも、下書きとして保存することも、投稿予約することもできます。

Twitterは文字数制限があるので、アイコンに残り文字数(1バイト換算ですが・・・)も表示されますので、共通投稿にする際にTwitterだけ文章が尻切れになることもありません。

URLを文章中に入れると、Facebook掲載時のプレビューイメージも表示されます。もちろんInstagramではリンクされません。
公開した投稿一覧も確認できます。


投稿管理


公開した投稿画面

公開した投稿

投稿の予定画面

投稿の予定

カレンダー画面

カレンダー


投稿の管理は、メールの受信BOXのように


  • 公開した投稿
  • 宣伝した投稿
  • 投稿の予定
  • 未公開の投稿
  • 下書き
  • カレンダー
  • Facebookのリード獲得

と、切り替えて一覧で確認できます。

投稿ごとに詳細を確認し、配信済みの投稿は、反応や返信(コメントなど)、拡散率を確認できます。Facebookへの広告出稿も、同じインターフェイスで確認できるようです。カレンダー表示で、1ヶ月の配信予定を確認することができます。

SlowStartのSNSでは月ごとに曜日を決めて、配信しています。


投稿配信設定をしてみて

複数のSNSへそれぞれ投稿することは、各SNSごとに文章を精査し調整し考えていく必要がありますが、「Zoho Social」上で、統一されたインターフェイスで一度に投稿できるのは、かなりの作業量軽減になります。
また、投稿に対する返信(コメントなど)への対応も、同じシステム内で行えるので作業に一貫性ができます。

またInstagramは、通常スマホからしか投稿できないので、どうしても個人での作業になりがちですが、ブラウザ上から投稿できれば、企業のSNS担当者が代わっても作業内容を把握しやすいので、引き継ぎしやすいなど、メリットもありそうです。

配信予約を利用すれば、長いスパンでSNSの投稿内容を管理できるので、PR戦略も立てやすくなると思います。

このまま投稿を続け、SNSの反応やフォロワーの状況の数値を測っていきたいと思います。


お試し期間を始めるにあたり、まずは「Zoho Social」のアカウントを取得しようと考えましたが、せっかくなので「Zoho CRM」を申し込んで「Zoho Social」を中心に利用してみることにしました。

Zohoのお試し運用とは

Zohoには無料のアプリもありますが、有料のアプリについては30日間(15日のものもある)無料で利用できます。
無料お試し中に導入したデータ、カスタマイズ、拡張機能はそのまま維持されます。
お試し期間が終了時には、有料登録を申し込むか、お試しアカウントが永続アカウントとなり、時間を置いて登録してもデータが保持されます。
その他のアプリも、お試し期間が終了すると自動で無料プランにダウングレードします。

お試し運用は、カード情報入力の必要もなくスムーズに始められました。

  • 名前
  • メールアドレス
  • 希望のパスワード
  • 電話番号

を入力してアカウントを取得し、初期設定を行いました。

早速Zoho Socialを使う

「Zoho Social」はその名の通りでソーシャル=SNSを利用したマーケティングツールです。
「Zoho Social」では、1アカウントで、1ブランド(5チャネル)の運用が可能です。

  • Facebook
  • Twitter
  • LinkedIn
  • Googleマイビジネス
  • Instagram

(サイトには6チャンネルとありましたが、Google+が終了したので5チャンネルと記述します)

弊社では会社用のアカウントとしてFacebookとTwitterを取得していますが、あまり利用できていません。
ただ、オリジナルブランド「SlowStart」のアカウントはFacebook、TwitterとInstagramを取得し活用していますので、こちらを登録して試してみます。

Zoho Socialの機能

  • 投稿の予約や配信の管理
  • 一括予約をカレンダー形式で管理
  • 投稿に対する反応を把握できる
  • 反応したユーザーの情報がわかる

投稿の予約や配信の管理

複数のSNSを管理する際に一番多く行う作業は、それぞれに投稿することです。
同じタイミング、内容を一度に投稿することは手間ですし、Instagramの投稿はスマホのアプリからのみなので、投稿を連動設定する必要があります。
また、Twitterは文字数制限もあるので、他のSNSとの連携時に文字が切れることもあります。

「Zoho Social」では、1回の作業で投稿の文章・画像と、配信日時を設定できます。
配信設定では、複数予約や繰り返し配信も可能です。
メールソフトのように下書き保存しておけたり、過去投稿や未投稿の確認も可能です。

一括予約をカレンダー形式で管理

いつ、どんな投稿を、どのSNSに配信するか分かりやすく、カレンダーは月・週の表示切り替えたり絞り込みも可能です。

投稿に対する反応を把握できる

いいねやリツイートなど投稿の反応に対する状況が、リアルタイムに把握できます。
どのSNSへの反応なのか一目で分かり、SNS毎の数値レポートを閲覧でき、メールで定期的に受け取ることができます。

反応したユーザーの情報がわかる

「Zoho CRM」と連携すれば、投稿に対して反応したユーザーの情報を把握し、顧客情報管理に役立てることができます。

ただ、ブランドサイトのSNSのユーザーをCRMに連携するのは、プライバシーポリシーを考えると少し違う気がしたので、今回の「Zoho Social」では、CRMと連携しない形でやってみようと思います。

これからZoho Socialを利用するにあたり

「Zoho Social」で出来ることを調べた中で、ユーザー情報の扱いについて、非常に気になってきました。

IDEASOURCEのサイトのお問い合わせから送っていただくユーザー情報については、プライバシーポリシーに賛同いただいている事が前提と考えます。
ブランドサイトの購入者様情報は、販売配送用の情報であるし、SNSに対して反応があった情報と連動して扱っていくのは、もう少し考慮が必要だと感じました。

ひとまず、「Zoho Social」ではSNSへの配信機能を利用して、使い勝手を試してみようと思います。
Facebook広告への投稿なども出来るようですので、活用後の続きはそちらも試してみれたらと思います。

同時に、CRMをサービスとして取り扱う際にプライバシーポリシーの内容についても、しっかりと見直す必要性も感じました。
SNSのプライバリーポリシーなども、再度しっかりと確認してみようと思います。

次回は、「Zoho Social」ではSNSへの配信機能で運用している様子を書いてみます。