タグ検索:名古屋

2024年も無事営業を終了させていただくことができました。
お客さまや当ブログを見ていただいた皆さま、1年間本当にありがとうございました。このブログを書いているのは2024年12月30日です。年内できりよく完了したお仕事もあれば、来年へ継続していくお仕事もありますが、まずは1年間を無事終えることができて本当に感謝しております。

そして以前から計画をしていたYoutubeチャンネル。なかなか準備が進まず結局年末になってしまいましたが、それでもなんとか2024年中に始める準備が出来てよかったです。そこで今回は、今後Youtubeチャンネルで、何をしていきたいかを少し書いてみることにしました。

Youtubeチャンネル「アイデアソースの小さなつづら」でやりたいこと

柱といいますか一番核となる部分としては、世の中にAIやSNSがあふれWebサイトの立ち位置が不明確な時代だからこそ、Webサイトを運用する大切さや、自らのコンテンツや情報を育てていくという価値について、楽しく考えるきっかけとなるチャンネルになれたら嬉しいと思います。

あまり堅苦しいものにはしたくないので、この辺りを裏テーマに据えながら、普段私たちが愛用しているa-blog cmsを使い、Webサイトをどの様に便利に活用出来るのかを考えていけたらと思います。もちろんAIやSNSの役割はとても大きく欠かせないツールですから、どの様にWebサイトとの関係性を構築するのかが大切です。

特にAIについては、AIが今後どの様な進化をしていくのかはわかりませんが、私たちの生活に密接に関わってきます。ビジネス的な視点では、何もせずにいるといずれ仕事を奪われ脅威になることもあると思いますが、個人的には脅威というより身近に優秀なAIが増えることで、可能性を広げていける様に取り組んでいけたらと思っています。

このAIの存在がYoutubeチャンネルを始める一つの動機になっています。

自らが情報源になれるか

日々のAIの進化が凄いので現時点での考え方という前置きはつきますが、基本的にAIはネットなどの情報を収集源として成り立っており、既存の情報への網羅性は人間を遥かに超えていると思います。

AIから得られる情報の正誤はありますが、すでに私たちが仕事で扱うhtml/css/jsなどのコードやプログラミングなども非常に精度の高い回答が得られます。また以前びっくりしたのが、私の趣味である古い車のこと(例えば海外製の特定のキャブレターのセッティング方法など)の様な、非常に専門性の高いマニアックな質問についても、回答を得られAIの凄さを体感したことがあります。

すでにAIがインターネットの情報を収集しコミュニケーションをしている時点で、Webサイトの代わりとなり情報提供を始める時代となりつつあります。インターネット上に情報提供をしないと、AIには認識されず情報として世に周知・認知されませんが、Webサイト自体は見られないというアンバランスな時代が目の前まで来ていそうです。

この様な状況からひとつ頭を出す為には、自らが情報源となり表に立ち発信することが大切だと考えています。情報源としての見方は様々ありますが、情報源としてのユニークさ「情報にチャンネルや人物(キャラクター)の個性を加える」という意味でも考えられると思います。ある程度認知されたチャンネルや人物(キャラクター)が紹介しているから興味が湧くというのは、AI時代では今まで以上に意味がありそうな気がしています。

自らがものごとについて経験をふまえて情報提供することで、AIとは異なる視点で情報を発信することが大切…この様なことを考えていたことで、今回のYoutubeチャンネル開設につながっていきました。すでにYoutuberやSNSのインフルエンサーなど、個々で情報発信できている方は、その強みが今後より一層活かされてくると思います。

気になる駄目な人の存在

あと今回Youtubeチャンネル開設を考えた時に、色々と他チャンネルを見ながら思うことがあったのですが…

今後AIの精度が上がり正しい情報ばかり溢れる世の中になったとして、そんな時代に人々が活躍できるとしたら、それは世の中に駄目な人を受け入れて楽しむ(許す)余裕ができた時なのかもしれません。

突飛な考え方かもしれませんが、身の回りが完璧になればなるほど息苦しく、駄目な人が可愛く見えて人気になるかもしれません。ダメなところが人間らしいよねと。でも確かに完璧な人より、少し駄目なところがある人の方が愛されるパターンってある気がしますので、ダメさ加減が絶妙で憎めない人がより魅力的に見える時代になるのかもしれません。

そうなると自分の嫌いなダメなところも人に出せる…そんな人が求められる人材になるのでしょうか。「裏表なく素直に表現できる人が、表に立ち個性的な情報発信をすると良さそう…」言葉にするとかなり???で難しいですけど、まぁ等身大で良いということでしょうか…。

2025年Youtubeチャンネル始めます!

2025年から「アイデアソースの小さなつづら」というYoutubeチャンネルを始動することになり、今回はチャンネルを始めるきっかけを色々と書いてみました。大層なことを考えて始めてはおりますが、それが最初から上手く表現できるとは思っていません。私たちにとっては大きなチャレンジです。どうかやさしく応援していただけると嬉しいです。



この度2025年から「アイデアソースの小さなつづら」というYoutubeチャンネルを始動することになりました。
こちらのチャンネルでは、弊社が愛用しているa-blog cmsのお話や、アプリやハードウェアの紹介、写真・動画(カメラやレンズ)のお話など、作業の合間に息抜きで見ていただける様な手軽な話題をご紹介していきます。

今回はチャンネル始動への意気込みを兼ねて、ご挨拶動画をアップいたしました。(というか、これもうすでに始まっている?)
ぜひa-blog cmsに興味のある方は「チャンネル登録」してお待ちください。宜しくお願いいたします。


このエントリーはa-blog cms Advent Calendar 2024の22日目の記事です。

以前こちらのブログ「a-blog cmsのキャッシュクリアボタンを追加で実装する方法」でご紹介した、a-blog cmsのキャッシュを消すボタンをログイン後の画面に追加表示する方法ですが、今回はこちらの機能に少しだけコードを追加して、さらに便利になる方法を考えてみました。

a-blog cmsの強力なキャッシュ機能

Webサイトはいろいろな方法でキャッシュ(一時ファイル)が生成され、高速化やデータをミニマムにするための処理がおこなわれています。ブラウザのキャッシュは有名ですが、a-blog cmsにも強力なキャッシュ機能が用意されており、「ページ キャッシュ」「テンプレート キャッシュ」「コンフィグ キャッシュ」「カスタムフィールド キャッシュ」「モジュール キャッシュ」「一時的なキャッシュ」と機能に合わせた複数のキャッシュが用意されています。

・a-blog cmsのキャッシュ機能
https://developer.a-blogcms.jp/document/cache/cache.html

便利なショートカットでらくらくキャッシュクリア

このキャッシュ機能が働くことで高速に処理され普段は良いことばかりなのですが、日々業務でWeb制作を行なっているとキャッシュが効いていることで、修正した部分が反映されず確認時にミスが起こることがあります。

もちろんa-blog cmsには対策として、ブログ・カテゴリー・エントリーなど管理画面で編集作業を行うと、自動的にキャッシュをクリアする機能が備わっていますので、普段は気にすることなく運用が可能になっておりますし、管理ページのダッシュボードにてボタン操作でキャッシュをクリアすることも出来ますので、特別困るというものではございません。

ただ、これほど便利なa-blog cmsでもテンプレートのみを編集した場合は、キャッシュがクリアされず変更内容が反映されません。a-blog cmsのテンプレートファイルはhtmlになりますので、テンプレートの編集時にシステムが動作しないからです。そのため管理ページのダッシュボードで毎回キャッシュをクリアする操作が必要となります。

この様な理由から、以前のブログでは手軽に操作ができる様に、ログイン後のページにキャッシュクリアボタンを追加したのですが、今回はさらにそのボタンをキーボードのショートカットで動作する様にしてみようと思います。

ということで、さっそく以前ご紹介したcacheclear.htmlを少しだけ手直しします。
まずはおさらいから。以前は下記の様なコードを書きました。

■ cacheclear.html(修正前)

<!-- キャッシュクリア用 cacheclear.html -->
<!-- BEGIN_MODULE Touch_Login -->
@section("dashboard-clear-cache")
<!-- BEGIN_MODULE Touch_SessionWithCompilation -->
<div id="adminBox" class="clearfix js-dragAdminBox_disable normalBox">
<form action="" method="post">
	<table class="clearfix js-dragAdminBox_disable normalBox" style="border:none;margin:0;padding:0;font-size:13px;">
	<tbody>
		<tr>
			<td>
				<div class="acms-admin-form-checkbox">
				<input type="checkbox" id="input-checkbox-cashe-page" name="target[]" value="page" checked />
				<label for="input-checkbox-cashe-page" style="font-weight: normal;"><i class="acms-admin-ico-checkbox"></i><!--T-->ページ<!--/T--></label>
				</div>
				
				<!-- BEGIN_MODULE Touch_RootBlog -->
				<div class="acms-admin-form-checkbox">
				<input type="checkbox" id="input-checkbox-cashe-template" name="target[]" value="template" checked />
				<label for="input-checkbox-cashe-template" style="font-weight: normal;"><i class="acms-admin-ico-checkbox"></i><!--T-->テンプレート<!--/T--></label>
				</div>
		
				<div class="acms-admin-form-checkbox">
					<input type="checkbox" id="input-checkbox-cashe-config" name="target[]" value="config" />
					<label for="input-checkbox-cashe-config" style="font-weight: normal;"><i class="acms-admin-ico-checkbox"></i><!--T-->コンフィグ<!--/T--></label>
				</div>
				
				<div class="acms-admin-form-checkbox">
					<input type="checkbox" id="input-checkbox-cashe-field" name="target[]" value="field" />
					<label for="input-checkbox-cashe-field" style="font-weight: normal;"><i class="acms-admin-ico-checkbox"></i><!--T-->カスタムフィールド<!--/T--></label>
				</div>
				
				<div class="acms-admin-form-checkbox">
					<input type="checkbox" id="input-checkbox-cashe-module" name="target[]" value="module" />
					<label for="input-checkbox-cashe-module" style="font-weight: normal;"><i class="acms-admin-ico-checkbox"></i><!--T-->モジュール<!--/T--></label>
				</div>
				
				<div class="acms-admin-form-checkbox">
					<input type="checkbox" id="input-checkbox-cashe-temp" name="target[]" value="temp" />
					<label for="input-checkbox-cashe-temp" style="font-weight: normal;"><i class="acms-admin-ico-checkbox"></i><!--T-->一時的なデータ<!--/T--></label>
				</div>
				<!-- END_MODULE Touch_RootBlog -->
				
				<div style="position: relative;display: inline-block;">
					<input type="hidden" name="field[]" value="target" />
					<input type="submit" name="ACMS_POST_Cache" value="<!--T-->キャッシュをクリア<!--/T-->" class="acms-admin-btn-admin"/>
					<input type="hidden" name="forcing" value="true" />
				</div>
			</td>
		</tr>
	</tbody>
	</table>
</form>
 
</div>
<!-- END_MODULE Touch_SessionWithCompilation -->
@endsection
<!-- END_MODULE Touch_Login -->

キャッシュをクリアするためのボタンを追加するコードです。
こちらの内容を記述するだけで、キャッシュクリアボタンを好きな場所に追加することができます。

では、上記のソースコードを一部修正して、特定のショートカットでjsイベントを発火するために処理を追加します。
jsを記述をする場所は「Touch_SessionWithCompilation」の中であれば、ログイン時に編集者以上の権限の場合にしか展開されないため安心です。

今回のサンプルはショートカット「ctrl(command) + shift + E」で実行される様にしてみました。私はブラウザ「Google Chrome」を使っていますので、ハード再読み込み「ctrl(command) + shift + R」の隣のキー(E)でa-blog cmsのキャッシュクリアとしてみました。ちなみにこのショートカットキーは一例ですので、お好みのキーに変更して使ってください。ショートカットキーを変更する際は、下記コード6行目の条件判定の値を変更すればOKだと思います。

<!-- ショートカットで発火 -->
<script>
document.addEventListener('keydown', (e) => {
	//ctrl(command)+shift+E
	if (((e.ctrlKey && !e.metaKey) || (!e.ctrlKey && e.metaKey)) && e.shiftKey && e.key.toLowerCase() === 'e') {
		$('#header-cacheclear-btn').trigger('click');
	}
});
</script>

そして45行目の「<input type="submit" name="ACMS_POST_Cache" value="<!--T-->キャッシュをクリア<!--/T-->" class="acms-admin-btn-admin"/>」に「id="header-cacheclear-btn"」を付与して、追加したjsからボタンクリックを発火するための指定をします。

<input type="submit" name="ACMS_POST_Cache" value="<!--T-->キャッシュをクリア<!--/T-->" class="acms-admin-btn-admin" id="header-cacheclear-btn"/>

そして修正後のコードがこちら

■ cacheclear.html(修正後)

<!-- キャッシュクリア用 cacheclear.html -->
<!-- BEGIN_MODULE Touch_Login -->
@section("dashboard-clear-cache")
<!-- BEGIN_MODULE Touch_SessionWithCompilation -->
<div id="adminBox" class="clearfix js-dragAdminBox_disable normalBox">
<form action="" method="post">
	<table class="clearfix js-dragAdminBox_disable normalBox" style="border:none;margin:0;padding:0;font-size:13px;">
	<tbody>
		<tr>
			<td>
				<div class="acms-admin-form-checkbox">
				<input type="checkbox" id="input-checkbox-cashe-page" name="target[]" value="page" checked />
				<label for="input-checkbox-cashe-page" style="font-weight: normal;"><i class="acms-admin-ico-checkbox"></i><!--T-->ページ<!--/T--></label>
				</div>
				
				<!-- BEGIN_MODULE Touch_RootBlog -->
				<div class="acms-admin-form-checkbox">
				<input type="checkbox" id="input-checkbox-cashe-template" name="target[]" value="template" checked />
				<label for="input-checkbox-cashe-template" style="font-weight: normal;"><i class="acms-admin-ico-checkbox"></i><!--T-->テンプレート<!--/T--></label>
				</div>
		
				<div class="acms-admin-form-checkbox">
					<input type="checkbox" id="input-checkbox-cashe-config" name="target[]" value="config" />
					<label for="input-checkbox-cashe-config" style="font-weight: normal;"><i class="acms-admin-ico-checkbox"></i><!--T-->コンフィグ<!--/T--></label>
				</div>
				
				<div class="acms-admin-form-checkbox">
					<input type="checkbox" id="input-checkbox-cashe-field" name="target[]" value="field" />
					<label for="input-checkbox-cashe-field" style="font-weight: normal;"><i class="acms-admin-ico-checkbox"></i><!--T-->カスタムフィールド<!--/T--></label>
				</div>
				
				<div class="acms-admin-form-checkbox">
					<input type="checkbox" id="input-checkbox-cashe-module" name="target[]" value="module" />
					<label for="input-checkbox-cashe-module" style="font-weight: normal;"><i class="acms-admin-ico-checkbox"></i><!--T-->モジュール<!--/T--></label>
				</div>
				
				<div class="acms-admin-form-checkbox">
					<input type="checkbox" id="input-checkbox-cashe-temp" name="target[]" value="temp" />
					<label for="input-checkbox-cashe-temp" style="font-weight: normal;"><i class="acms-admin-ico-checkbox"></i><!--T-->一時的なデータ<!--/T--></label>
				</div>
				<!-- END_MODULE Touch_RootBlog -->
				
				<div style="position: relative;display: inline-block;">
					<input type="hidden" name="field[]" value="target" />
					<input type="submit" name="ACMS_POST_Cache" value="<!--T-->キャッシュをクリア<!--/T-->" class="acms-admin-btn-admin" id="header-cacheclear-btn"/>
					<input type="hidden" name="forcing" value="true" />
				</div>
			</td>
		</tr>
	</tbody>
	</table>
</form>
 
<!-- ショートカットで発火 -->
<script>
document.addEventListener('keydown', (e) => {
	//ctrl(command)+shift+E
	if (((e.ctrlKey && !e.metaKey) || (!e.ctrlKey && e.metaKey)) && e.shiftKey && e.key.toLowerCase() === 'e') {
		$('#header-cacheclear-btn').trigger('click');
	}
});
</script>

</div>
<!-- END_MODULE Touch_SessionWithCompilation -->
@endsection
<!-- END_MODULE Touch_Login -->

テンプレートキャッシュのクリアはルートブログだけの処理になっています

もともとa-blog cmsの管理ページに用意されたキャッシュクリアボタンは、ルートブログの場合はすべて表示されますが、子ブログ以下の階層では「ページ キャッシュ」のみとなりますので、今回仕様は合わせております。
したがってルートブログ以外では、今回のショートカットでも「ページ キャッシュ」のみのキャッシュクリアとなり、テンプレートキャッシュはクリアできませんのでご注意ください。もちろん上記コードの「Touch_RootBlog」の部分を変更すれば対応可能だとは思いますが、ルートブログの管理者以外でも操作が可能になりますので、どの様に実装されるかはご自身の判断と責任でお願いいたします。

まとめ

今回はa-blog cmsのキャッシュを手軽に消す方法を考えてみました。
小ネタになりましたが、ちょっとしたことを便利にするだけでも作業効率って上がる場合があります。テンプレートのhtmlをガツガツ直しながら作業をしている時は、何度も何度もキャッシュクリアしている日もありますし。まあ開発中はキャッシュ機能をオフにするという考え方もありますけどね…。

少し変わった内容だったかもしれませんが、個人的にはヘンテコで面白いなと思ったり…。この様なTIPSは今後もご紹介させていただきますので、皆さまのa-blog cmsでのサイト制作に役立てていただければ幸いです。

最後におまけ…2025年Youtubeチャンネル始めます!



この度2025年から「アイデアソースの小さなつづら」というYoutubeチャンネルを始動することになりました。
こちらのチャンネルでは、弊社が愛用しているa-blog cmsのお話や、アプリやハードウェアの紹介、写真・動画(カメラやレンズ)のお話など、作業の合間に息抜きで見ていただける様な手軽な話題をご紹介していきます。

今回はチャンネル始動への意気込みを兼ねて、ご挨拶動画をアップいたしました。(というか、これもうすでに始まっている?)
ぜひa-blog cmsに興味のある方は「チャンネル登録」してお待ちください。宜しくお願いいたします。


a-blog cms Training camp 2024

a-blog cmsのビックイベント「a-blog cms Training Camp」

2024/11/15に名古屋国際センタービルで開催された「a-blog cms Training Camp 2024」に参加してきました。
a-blog cms Training Campは、年に1度a-blog cmsのユーザーが全国から集まる非常に大きなイベントです。

イベントでは登壇された方の事例やノウハウの紹介、そしてa-blog cms開発元であるアップルップルさんからは、今後のリリース予定や新機能紹介などの報告などがありました。a-blog cmsユーザーはもちろんですが、他のCMSを利用中の方やこれから使ってみたい方などにも有益な情報が多く、会場が満員になるほど多くの人で賑わっておりました。

当日開催されたセッション

今回は有料リアルイベントということですので、個々のセッション内容の詳細は省略させていただきます。非常に有益なものばかりで、休憩を挟みながらも約5時間の長丁場でしたが、自分を含め参加者の皆さんが集中をしながら情報収集をされている姿をみて、リアルにWeb制作の現場で使われているa-blog cmsの凄さを体感しました。

セッション内容

・公式テーマを活用して、効率よく開発するすすめ
 フォルトゥナ 坂本 邦夫さん

・Webサイトのサーバー間移行作業での気づき −アップデートは主体性が大事だと思った経緯
 株式会社ルーコ 川﨑 絢加さん

・「Ver3.0 こんなつまずき」集 −3系のアップデートで遭遇した「えっ!こんなこと」とその解決方法
 株式会社データファーム 勝又 孝幸さん

・a-blog cms on AWS - アップルップルさんのコーポレートサイトをAWSにお引越し!
 アルブストリクス株式会社 平山 智則さん

・いまクライアントに提供するユニットのかたち
 A-Systems株式会社 石川 寿刀さん

・事例紹介2024 - ましじめ株式会社
 ましじめ株式会社 田村 章吾さん

・エントリーの運用体験を改善するVer.3.2のアップデート
 有限会社アップルップル 宇井 陸登さん& 新井 慎之介さん

・a-blog cms Ver. 3.2 アップデート:機能強化と新たな可能性
 有限会社アップルップル 伊藤 淳さん

セッションの紹介は下記のページに記載がございますので、興味がある方はぜひご確認ください。
開発元のアップルップルさんや、実際のユーザーの皆さんと直接会って話す機会は大変貴重ですし、Wordpressなど他のCMSからの乗り換えを検討されている方や、企業のWeb担当の方にも有益な情報だったと思います。
また後日にはなりますが、a-blog cmsの次期バージョンなどの情報も配信されるとのことですから今から楽しみです。

a-blog cms Training Camp 2024(DoorKeeper)


イベント終了後は懇親会へ


懇親会へ

イベント終了後は、昨年同様に名駅にある「奇跡の居酒屋 楽々さん」へ行き懇親会になりました。
こちらでは食事・お酒をいただきながら、和やかな雰囲気でアップルップルの皆さんや参加者の皆さんと意見交換を行いました。

初めてお会いする方も多く、ご挨拶をしつつa-blog cmsがどの様に活用されているを気軽に話せて楽しかったです。こういう時に開発元のアップルップルさんにお客様からの要望をお伝えしたりすることも出来ますので、イベント終わりの懇親会って実はとても大切だったりします。

a-blog cms expertに認定されました!



a-blog cms expertに認定されました

弊社はa-blog cmsはビジネスパートナーとして15年、前身のa-blog時代から合わせると17年ほど愛用させていただいておりますが、この度、私(新 謙二)がa-blog cms expertの1人として、認定していただくことになりました。

a-blog cms expertは今回新しく作られた制度で、全国で最初に選ばれた16人のうちの1人ということです。
a-blog cmsのユーザーとして技術・知識に長けている方や、数多くのa-blog cmsサイトを制作し豊富な実績やノウハウがある方などが対象となっている様です。大変光栄です。長年a-blog cmsを愛用してきて本当に良かったと思える出来事でした。

これを機に取り組みを加速し、a-blog cmsの高いパフォーマンスを皆さまにお届けできる様に、経験やノウハウの蓄積をしながらお客様をサポートさせていただきます。


最後に

a-blog cmsは今後も益々パワーアップをしていきます。
来年の春にリリースが予定されているVer3.2では、今までに無い新しいバージョンアップ機能や、a-blog cmsの特徴であるユニットシステムの強化、管理画面の強化、そして新たにTwigテンプレートの追加など、様々な実装が予定されているとのことでした。また、新しい拡張アプリなども予定されていますので、来年も目が離せません。

弊社ではa-blog cmsを利用したWebサイト制作やSEO対策、Web Vitalsの改善、Webマーケティング施策はもちろん、a-blog cmsの機能を利用した社内システムによる業務改善・情報ツールとしての活用なども考えておりますので、ぜひa-blog cmsを利用した取り組みに興味がございましたらお気軽にご相談ください。どうぞ宜しくお願いいたします。

a-blog cmsをお勧めする理由
a-blog cms公式サイト
a-blog cms Training Camp 2024(DoorKeeper)



競合サイトの流入キーワード調査とは?

競合サイトがどのような言葉(キーワード)で検索エンジン(Google)からお客様を集めているのかを調査・分析するものです。
この調査により、特定の業種やジャンルで人気のキーワードの発掘や、競合サイトがアクセスを稼いでいる主な流入ページの発見につながります。

外部専用ツールにて調査いたしますので、目安的な数値にはなりますが、普段見ることのできない競合サイトの情報がわかりますので、Webサイトの運用において非常に重要な情報源となります。

そこで今回は、競合サイトの流入キーワード調査をおこなうメリットをご紹介します。

(1)効果的なキーワード戦略が立てられる

Webサイトに訪問者を増やすためには、検索エンジンで自社サイトを上位に表示させることが重要です。検索で上位表示されている競合サイトの主要キーワードを知ることで、効果的なキーワードを自社サイトにも取り入れ、お客様を集める施策を行うことができます。

例:
競合サイトが「〇〇サービス 名古屋」や「〇〇の価格 比較」といった具体的なキーワードで多くの訪問者を得ている場合は、自社のサービスや商品にも同様のキーワード(この場合「地域名」や「価格 比較」)を使うことで、競合サイトからお客様を奪ったり、より多くの見込み客を集められる可能性があります。

(2)顧客の興味やニーズを把握できる

流入キーワードは、ユーザーが実際に検索している言葉です。そのため、競合サイトの流入キーワードを調べることで、どのような問題や興味を持っている人がサイトを訪れているのかを把握することができます。

例:
競合サイトが「〇〇の使い方」や「〇〇のメリット」といったキーワードで集客している場合、それは顧客がその製品やサービスの具体的な使い方や利点に興味を持っていることを示します。これにより、自社サイトのコンテンツやサービスをより効果的にアピールする方法を見つけられます。

検索キーワードには、検索の「動機」や「意図」が含まれていますので、競合サイトのキーワードを知ることで、競合サイトの施策方針を推測したり、業界のニーズを知ることができます。

(3)競合サイトとの差別化が可能

競合サイトの流入キーワードを知ることは、ただ競合サイトを真似るだけではなく、差別化にもつながります。競合サイトが取りこぼしている重要なキーワードを見つけ出し、そこに注力することで、独自の強みを強調した集客が可能になる場合があります。

例:
競合サイトが「安さ」をアピールしているキーワードを使っている場合に、あえて差別化し「品質」や「サービスの充実度」を強調するキーワードを選び、異なる角度でお客様にアプローチすることが可能です。


流入キーワード調査の実施によって期待できる結果

より多くの訪問者が自社サイトに集まる

競合サイトと同様、あるいはそれ以上に効果的なキーワードを選定することで、検索エンジンからの流入が増え、Webサイトの集客力が向上します。

売上やお問い合わせの増加

ターゲット層が使っているキーワードを把握することで、より見込みの高いお客様を自社サイトに誘導でき、結果として売上やお問い合わせの増加が期待できます。



最後に

この様に競合サイトの流入キーワードを調査することで、自社サイトを効率よく強化し、競争力を高めるための貴重な情報を得ることができます。

また、様々なユーザーの欲求や需要を知ることは、今までアプローチが出来なかった層へ訴求でき、新たな顧客を発掘することに繋がります。Webサイトで効果を上げるための施策は様々な方法がありますが、「競合サイトの流入キーワード調査」はその施策の方向性を定めるために非常に有効な調査だといえます。

弊社では今回ご紹介した「競合サイトの流入キーワード調査」もおこなっております。Webサイトで効果をあげたい、アクセスアップをしたいなど、Webサイトの運営についてお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。



2024年の世の中を賑わせている生成AI。ChatGPTGeminiCopilotPerplexityGensparkClaudeなど、様々なAIが登場していますが、皆さんはもう利用されていますか?

これらの生成AIを利用した、文章・書類の生成、画像・イラスト生成、プログラム開発、図形チャート生成、教育サービス、複数のAIを組み合わせたオートメーション処理など、業務や用途に特化したサービスが次々と生まれていますので、今後は様々なシーンに特化したサービスが展開されていくことが予想されています。

このAIを利用する際におこなう指示や定義づけを「プロンプト」と言います。
AIはこの「プロンプト」から答えを導き出しますので、「プロンプト」の出し方により、回答の品質は大きく左右されます。

そこで今回は「プロンプト」の書き方とフォーマットをご紹介いたします。今回の情報は基礎的なものになりますが、「プロンプト」はAIを使う側として、非常に重要なスキルのひとつになりますので、ぜひご覧ください。


おすすめのプロンプトの書き方

「プロンプト」の書き方は、生成AIの目的や用途に応じて異なりますが、効果的な「プロンプト」にはいくつかのポイントやフォーマットがあります。

具体性を持たせる

「プロンプト」にできるだけ具体的で明確な指示を含むと、AIが正確な回答を出しやすくなります。抽象的な指示よりも、詳細を指定したほうが期待に近い結果を得られます。

悪い例: 「ブログを書いて」
良い例: 「中小企業向けのウェブサイト運用のメリットについて、SEOの観点から説明するブログを書いてください」

コンテキストを提供する

「プロンプト」の前後の文脈や状況を共有すると、AIが正しく解釈しやすくなります。例えば、どの様な目的で使うか、誰が対象かなども含めると、結果がより的確になります。

例: 「デジタルマーケティングの初心者向けに、SEOの基礎について優しい言葉で解説する内容を書いてください」

出力形式を明確にする

文章を生成する場合、どのような形式で返答を期待しているかを指定するとよいです。箇条書き、短文、ブログ記事、説明文など、形式を具体的に指定するとAIの出力が一貫します。

例: 「箇条書きで、5つのSEO対策のヒントを簡潔にリストアップしてください」

トーンやスタイルの指定

必要に応じて、文章のトーンやスタイルも指定すると、よりターゲットに合ったアウトプットが得られます。

例: 「カジュアルで親しみやすいトーンで、SNS初心者向けにインスタグラムの使い方を説明してください」

長さを指定する

どれくらいのボリュームが必要か、簡潔なものなのか、詳細に渡るものなのかも指定すると、望ましい長さでの応答が得られます。

例: 「100文字以内で、会社のビジョンを簡潔にまとめてください」

目的やゴールを伝える

どの様な目的でその情報を使うのか、ゴールを伝えると、AIもその方向に合わせて最適化された応答が可能です。

例: 「この文章は、顧客に当社の新サービスを紹介するためのメールで使います。丁寧で信頼感を与えるトーンでお願いします」


効果的なプロンプトフォーマット

1. 指示 + 対象 + トーン/スタイル + 出力形式 + 目的

例:「中小企業の経営者向けに、ウェブサイトのアクセス解析ツールの利点について、簡潔でプロフェッショナルなトーンで説明するブログ記事を書いてください」

2. 問題設定 + 解決策の提案 + 出力形式

例:「新しいデジタルマーケティングツールを導入した際に、企業が直面しやすい課題を3つ挙げ、それぞれの解決策を提供する形式で書いてください」


最後に

この様に「誰に」「何を」「どのように」伝えたいのかを明確にすることが、AIにとって理解しやすく、精度の高い結果につながります。

ただし、残念なことに現在はまだAIが回答する内容がすべて正しいとは言えません。もっともらしく間違った内容が含まれている場合もありますので、回答には目を通し、情報に間違いがないかをご確認いただくことをお勧めいたします。

間違った内容を検証する意味では、Gensparkの様に情報の提供元(ソース)を明示するサービスもありますので、不確かな情報の場合は複数のAIを利用するというのも良いかもしれません。

弊社では、Web制作を中心に今後AIを導入した業務への取り組みもおこなっていきますので、今後も便利な情報がございましたら発信させていただきます。便利なWebサービスを利用した、Webサイトの改善や業務改善のご提案もおこなっておりますのでお気軽にご相談ください。ぜひ皆さまのAIの活用にお役立ていただければ幸いです。